製品版デバイス:Rev C がリリースされました。
Errataが対処されていますので、Primary版:Rev Bからの切り替えをお願いいたします。
1 相違点まとめ
・ 相違点は下記の資料に纏められています。
Moving From Evaluation to Production With MSP432P401x MCUs slaa700
・ 大きなpointは下記です。
① Flash wait states ->3
③ LaunchPad EVM Rev:2 ->4
④ MSP-FET対応 ->5
2 ドキュメント
・ 現在(Aug.2.2016)下記がリリースされています。
① TRM(Technical Reference Manual) slau356d
② DS(Data-Sheet) slas826e
・ その他のツールとドキュメントは、②の下記に説明が有ります。
8.3 Tools and Software
8.4 Documentation Support
3 Flash wait states
・ 下記の相違が有ります。
製品版デバイス Rev:C(以降) Wait States: 0,1
Previewデバイス Rev:B Wait States: 0,1,2
・ Code Exampleなどにwait_2が残っていますが、少し遅くなる程度でトラブルにはなりません。
4 LaunchPad、MSP-EXP432P401R
・ ボードRev 2.0、 Device Rev:C となりました。 (Aug.1.2016)
新規購入時に、Revの確認をお願いします。
・ 旧Rev 1.0 on board emulator(XDS100)は、Device Rev Cへのemulatorとしては使用できません。
5 MSP-FET
・ MSP-FETに下記のアダプタを接続して、MSP432で利用できます。 CCSv6.3以降
MSP-FET-432ADPTR ・・ MSP-FETのJTAG 14pin をARM 20 pin/10 pin に変換するものです。
・ 取扱いの詳細は、MSP432 Hardware Tool User’s Guide slau571a でご確認ください。
・ MSP-TS432PZ100ボードと接続する場合は、別途ARM 20 pin-20pin ケーブルが必要です。
・ MSP-FETからARM 19 pin 経由で給電できます。
・ EnergyTraceを利用して、消費電力の計測ができます。